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秋のお彼岸と座布団
今年の秋のお彼岸は9月20日から9月26日です。
1年に2回春と秋に「春分の日」「秋分の日」の祝日がありますが、それぞれを中日として前後3日間を合わせた合計7日間のことをお彼岸といいます。彼岸入り・彼岸明けも確定しているわけではなく、春分の日も秋分の日も毎年日付が変わっています。
お盆はご先祖様の霊を迎えいれて供養しますが、お彼岸にはご先祖さまの霊は戻ってきません。お彼岸は昼と夜の長さがほぼ同じ。仏教ではあの世とこの世の距離が最も近くなると考えられ、こちらから出向いてご先祖様を供養するようになったようです。
お彼岸の時期にはお墓参りをしたり、法要などが行われることもあります。
お寺で彼岸会を行ったり、自宅にお坊さんをよんで供養をし、ご先祖様や故人を敬います。お彼岸の期間は、弊社でも座布団をお貸しすることが多くなり、お坊さんに座っていただく仏前用の座布団のご用命もあります。
《新調した仏前座布団》
そして、お彼岸のお供えといえば「ぼた餅」や「おはぎ」。こちらの2つの違いわかりますか?
どちらも同じもち米とあんこを使用した和菓子ですが、季節によって呼び方が異なるんです。牡丹(ぼたん)の花が咲く春にはぼた餅、萩(はぎ)の花が咲く秋にはおはぎと呼ばれます。秋の時期のお供えはおはぎと呼んでください。
過去記事:座布団の向き