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ケットとは
寝苦しい夜も終わり、クーラーなしで就寝できるようになってきました。
夏の寝具には、○○ケットと呼ばれる掛け布団がいくつかあります。ケットとはブランケット(英語)の略語で毛布のことを意味します。明治に西洋からはいってきた毛布をブランケットと用いられていたものを略したケット。そのケットに毛布という文字をあてがえてるうち、日本では「もうふ」と呼ばれるようになったみたいです。
そういえば、夏目漱石の小説には外来語みたいなものがたくさんでできますが、毛布のルビには《ケット》て書いてありました。確かそうだったはず。
夏の掛け布団には、ケットと名の付くものが多いです。暑くても眠るときには何も掛けないわけにはいきません。エアコンなどでの冷気で身体の冷え過ぎを抑え、快適な眠りをしたいものです。当社では、綿の肌布団や羽毛肌布団を夏用の寝具として用いていますが、ご家庭では好みで使い分けできればいいですね。
・ダウンケット
・タオルケット
・キルトケット
・ガーゼケット
・ワッフルケット
などなど夏は様々です。体温を下げるため寝汗の量も多くなるので洗濯機で簡単に洗えるものがいいですね。
当社のベビー布団、空調の整った保育園などでは年中ガーゼケットをご利用いただいています。もちろんご要望により掛け布団でもOK!環境によって使われる掛け布団は多種多様になってきています。
明日は中秋の名月。夏も終わりです。そろそろ秋冬用へとシフトチェンジ。当社も布団交換の準備が始まっています。10月は一年で一番の繁忙期となります。来月に向けてファイトです。
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