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雑魚寝(zakone)
ひとつの部屋に大勢で寝ることや、床にゴローンとそのまま寝てしまうことを雑魚寝(ざこね)と言ったりしますね。
むかーしむかしですがフェリーに乗って九州まで行った時のお泊りを、家族で個室って記憶もありますが、オープンな部屋に知らずの人たちとゴロ寝で一夜を過ごした記憶もあります。他人の会話が聞こえてきたり、仲よくなったり、少しだけ知らない人たちの日常が垣間見えたりして和む場であったような。今でもあるのかなぁ？
客船での宿泊
小学校の修学旅行なども大広間にみんな並んで寝たような曖昧な記憶ですが「枕投げなどしないように！」と先生からの忠告聞かず友だちとの一夜にワクワクして軽～く投げ合いしたり普段なら言えないことも話したり楽しかった思い出です。
旭寝具でも幼稚園のお泊り会や、クラブの合宿にはたくさんの布団を貸し出しています。いわゆる雑魚寝での夜を過ごされます。日本の習俗って感じ♥
大人になってからの雑魚寝、お寺さんに宿泊するイベントなんてものがあるみたい。奈良の信貴山では「宿坊」という宿泊施設があります。京都の東本願寺では雑魚寝体験を広められたりと、ＴＶやネットからたまには離れて心静かに過ごす非日常は、貴重な場のご提供ですよねっ。
畳の上での雑魚寝
核家族化や地域隣人とのお付き合いが薄くなってきている現代において、あえて深い付き合いのない人たちと並んで寝るなんて、非日常の体験となって新鮮です。ネット社会が普及して一人でスマホやＰＣとにらめっこするこんな時代だからこそ、人と人との触れ合いを大切にしたいですね。
雑魚寝ってパッとみても深くみても、おもしろい言葉だと思いません？
