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  • スタンフォード式「最高の睡眠」

     

    大ヒットした睡眠にまつわる本、ひっぱり出してきた。この本3年前に購入したときには、7万部突破の帯がついていましたが、今では30万部売れているとか。

    スタンフォード式最高の睡眠

     


    最高の睡眠は量より質!その鍵は、眠り始めの90分で決まる


    と言い切っています。研究に基づいたデータがベースで説得力があるうえ、要約されていて読みやすい。これは実行しないと!って気にさせられます。

     

    眠りのなかでも レム睡眠(脳は起きていて体は眠っている)ノンレム睡眠(脳も体も眠っている)の2種類があるというのはよく耳にするの話ですが、寝ついたあとすぐにやってくるのがノンレムのほうで、最初の90分間は一晩の睡眠のなかで一番深い眠り。その最も深い眠りの90分を確保できれば、その後の睡眠リズムも整い良質の睡眠に導かれるんですって。

     

    眠りの基礎は最初の90分。何をするにあたっても基礎って大事ですもんねー。そこで、深い眠りにたどりつくには

     

    ①就寝時間の固定(入眠定時)

    ②寝る90分前の入浴(体温変化が眠りに必須)

     

    この2つが鍵。入眠定時が脳にセットされることで、ノンレム睡眠90分もパターン化されるってこと。ルーティンをつくる。つまり規則正しくってこと。耳が痛いくらいつきものです。

     

    あと興味深かったものは、健康な人でも14時ごろが、眠ってしまいたい時間だとスタンフォードの実験でわかったそう。お昼ごはんを食べた後は、満腹で眠気に襲われるとばかり思っていましたが、ランチは食べても抜いても、のちに眠くなる要因ではないらしいです。

     

    著:西野精治先生いわく ”食事後血流が腸に行くので、脳から血流は減るといわれるが、どんな状況でも脳血流は第一に確保される。ランチ後に訪れるのは、満腹感によって意欲が低下する「眠気とは違う倦怠感」” といったものなんですって。あらま、そうなんだ。

     

    まだまだ目からウロコな情報が詰まっていて、おもしろく読みすすみました。人生の1/3は眠っているって考えたら、もっと興味をもって知識を深めたいところではあります。

     

    過去記事: リテラシー

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